7月25日
今日は、鈴鹿8時間耐久レースの決勝当日です。
先日の鈴鹿300キロ耐久レースで、手ごたえを感じたチームは、虎視眈々と上位を狙っています。
朝6時にはパドックに向かいます。



今年のピットは、壁やパーテーションもあり、有力チームのようです。
私たち夫婦の役割は、サインボード係り、齋藤選手担当です。

そしてここがその仕事場
プラットホームと書いたパスが無いと行けません。
この日の為に、袖テーブル付の高椅子を作ってきました。
暑さ対策のクーラーボックスも用意して、サインボードも、前もって横桟を入れて、弱ったゴムも交換したし、サインボードをネットから吊れる様にして、準備は万端です。

ホワイトボードには今回の予定(作戦)が分刻みで書き込まれています。
目標ラップ数は、202周!!

鈴鹿300キロ耐久レースなどで出た課題を克服して、黄色に塗装された S1000RR は、とってもカッコイイ

そして今回のライダーは、左から 高田速人選手 齋藤エイジ選手 戸田隆選手の3人です。

私たちも一緒に記念撮影

午前中のフリー走行も予定どおりこなし
いよいよ決勝です。
ヘルパー達は、BMWの旗を持って応援です。

グランドスタンドには、高田速人選手の応援席が

サイティングラップを終えた高田選手がグリッドに戻ってきました。

マシンをグリッドにつけて

予選結果は、34位です。

ルマン式スタートなので、ライダーはマシンの向い側で待機です。

隣のグリッドは、色っぽいチームです。

そしていよいよスタート!!!!

#135は、ジャンプスタートを決めて10台抜きの24位
1周目は少し抜かれて26位です。(それでもすごい)
ピットの中では、もしもに備えてTカーのトラス特製ドライカーボン製の外装が外されて並べてあります。

ちょっと持ち上げてみると、びっくりするほど軽いです。
56分後予定どおり24LAPでピットイン この時は、23位まで順位が上っていました。
タイヤ交換と燃料補給も40秒程度でこなし、次の齋藤選手と交代です。
ピットインのロスタイムで順位は、26位に
これから、私たちの仕事の時間です。


初めのうちは様子を見ながら徐々にタイムアップしていき、黄旗などのトラブルが無い限りほとんど同じタイムで周回していきます。
同じタイムで戻ってきてくれるのでこちらとしては楽なのですが、
何せストレートエンドに近い位置なのと、S1000RRのストレートの速さがとっても速いので、(今までのフラットツインなどとは次元の違う速さです。)見つけて目で追うのが大変です。
特製の椅子を作ってきたので、楽に仕事をしています。
こうして、56分後予定どおり24LAPでピットイン この時は、19位まで順位が上っていました。
齋藤選手 スゴイ!!!
しかし、灼熱地獄のような環境の中での走行は、とってもハードです。

走り終えた選手は、プールの水でクールダウンして、次の走行に備えます。
その2に続く