6月13日日曜日
鈴鹿300キロロードレースの手伝いにハルさんと行って来ました。
チームは Tras &NKB+BSC マシンはもちろんBMW
S1000RR

鈴鹿300キロは、鈴鹿8時間耐久レースの前哨戦に位置づけられています。
8耐に向けてマシン作りの最中ですから、テスト走行のようなもの、でもレースですから・・・・・。
朝、鈴鹿のパドックに着いてまず驚いたのは、風景がまったく変わっていました
ピットが広くなり、鉄のフェンスが無くなり、。

3階建てになって、2階にはガラス張りのVIP席やギャラリーが、

3階も階段式の観客シートが備えてあります。

エレベーターまでありました。

私たちが仕事をするプラットホームも、鉄のフェンスの下が外れ、とっても見やすいので、マシンの確認がしやすいです。
そして高くそびえるメインスタンドは、圧巻でした。


さて、マシンを準備して午前のフリー走行

私たちの仕事は、セカンドライダーの齋藤エイジ選手のサインボード係りです。

こちらは、ミシュランからの回し者(ビバンダム君)ではありません。(笑)
給油作業の為の耐火服を着たTras代表の新田さん
燃調等は、コンピュータです。

私たちがレースをやっていた時代には、ワークスの世界のことでした。
ここまでは、雨は降ってきていませんが、この後何時雨が降ってくるのでしょう。

ピットウォークの時間になると、結構な人達がBMWに関心を示してくれています。


でも、レースクィーンには負けてました。(笑)
8耐エントリーのチーム紹介の特設ステージが作られ、我がチームも意気込みを熱弁?

ムトー監督 マイクを持つと俄然ハッスル!!
緊張感漂うピットの中で、私たち夫婦は、ピクニック気分でお菓子を食べたり、飲み物を飲んだり、
挙句の果てには、パドック内の屋台に買出し

ムトー監督も、あきれていました。
さあ、いよいよ決勝です。
ルマン式スターティングクリッドについたマシンと記念撮影

チームも気合が入ります。

スタートライダーは、戸田さんです。

こんなときでも余裕のモトパーク高橋社長

さあスタートという時に急に雨が降ってきて、ピットはてんやわんやです。


結局赤旗中断の後ウォーミングアップラン2周からやり直しとなりました。

今度こそ本当にスタートです。
雨対策をして、戸田さん出動です。


雨と言っても、スリックタイヤのほうがタイムが出ている時もあり、中途半端な雨に戸惑うピット

レインタイヤをライダー交代まで持たせ、その後スリックに履き替えるか?そのままレインを履き替えるか?
ぎりぎりのところでレインに決断

ライダー交代の時間にこれまたぎりぎりで間に合いました。

予定周回数をこなし戸田さん ピットイン




タイヤ交換をして

燃料補給

ライダーは、齋藤エイジ選手にバトンタッチ

この中途半端な路面状態にもかかわらず、いきなり戸田さんを上回るラップタイムで周回!!

その後も淡々と周回をこなし
といっても、早いバイクやそうでない車両の入り混じった、さらに中途半端に滑りやすいコース上で淡々と周回をこなすことの難しさは、皆知っています。
ついにチェッカーです。

43番スタートからなんと17台抜きの26位完走


マーシャルバイク先導でびくとりーらんの後、ピットレーンに帰ってきた、齋藤エイジ選手の勇姿
おめでとう、戸田選手

お疲れさん、齋藤エイジ選手

ムトー監督とがっちり握手

そして 本日の立役者 二人の握手です。

さて、本番の鈴鹿8時間耐久レースでは、これ以上のドラマがあるのでしょうか?
8耐に向けての私たちの課題は、

くたびれたサインボードのリフレッシュかな?