慣らし運転も終えたので、増し締めとバルブクリアランスの取り直しをすることにした。
プラグをはずすのにいちいち車載工具からプラグレンチを出すのも面倒なので、なるべく細身のプラグレンチを買ってきたのだが、それでもプラグホールに入らないので、ボール盤にくわえさせて、下に振れ止めを作ってサンダーで削って加工した。

流石に工具に使われている金属は硬くなかなか削れなかったが、何とかプラグホールに入る寸法になった。
そのプラグレンチを使って、プラグをはずし、ヘッドカバーを外そうとすると、やはり、カウルを外さないと作業は出来そうにない。
カウルを外さずに横着をしようとしたけれどそうはいかなかった。(笑)
ヘッドカバーを外して

スタッドボルトの増し締め
1本づつ一度緩め、改めて20N-mで締めた後、180度締めこむ
これを対角で4本とも繰り返す。

その後、チェーンホール内のM10のボルトを40N-mで締まっているか確認する。
フライホイールを上死点に合わせ、バルブクリアランスを確認する。

少しクリアランスは広がっていた。

バルブシートカットをしたので、バルブが落ち着いてクリアランスは詰まっていると思っていたのだが・・・・。
ヘッドカバーをはめて、外装を取り付けて
これで本当の腰上OH完了となった。