キムラさんがR1200Sに Rタイプの内圧コントロールバルブを付けはって、ノーマルタイプの内圧コントロールバルブが余ったと言う事で私のところへ回してくれはりました。
1100RTのブローバイホースは1200と違ってガソリンタンクの下辺りです。
カウルをはがしてタンクを外してとってもたいそうな作業になってしまいました。
ところが、R1200のブローバイパイプは22Φ 私のR1100RTのブローバイパイプは14Φです。
そこで、14Φのホースに15.5Φのバイプを入れてその外側から22Φのホースで繋ぐ事にしました。
22Φのホースが在庫が無いとのことで取り寄せをして、やっと届いたホースが肉厚5ミリ以上のぶ厚い物。取り回しのスペースが無いので補強の布を剥いて対応しました。
こうして無理からに取り付けてみました。


早速試乗してみると、エンジンがボコついてちゃんと走りません。
以前からの電気系の不調と、燃料噴射系の不調のようです。
実は、この作業は、宮津のナショナルラリーの直前だったのです。
仕方なく調子の悪いままツーリングに行ったのですが、やはりエンストとの戦いでの走行でした。
色々考えてみると、どう考えても電気系です。
以前に付けた ノロジーホットワイヤー を一度ノーマルに戻してみようと、カウルをはがしてタンクを外してとってもたいそうな作業の末、やってみたら
これが正解だったようです。
ハイテンションコードの不調はあまり考えられなかったのに、ノロジーは性能は確かによかったのですが、製品のクォリティーはあまり高くなかったようです。
タンクをつけて、カウルをつける前に燃料噴射の様子も見てみました。
変な振動があるので少しアイドリングを上げて、色々見ているとどうも左右の同調が狂っているようです。
左のインジェクションのバタフライだけを動かしてみると、振動が無くなる所がありました。
ワイヤーを調整してそこに合せてやるとすこぶる快調のようです。
翌日、走行してみると、快調そのもの。
やはり内圧コントロールバルブの成果なのかアイドリングでの振動がほとんどありません。
しかし、加速時のパンチ力は、ノロジーを外したので少し力不足に感じました。
でも、とっても気持ちのよい走りが出来るのでもう大満足です。
これで11月の連休のツーリングがとっても楽しみです。