2008年7且17日
今年の祇園祭では、ユネスコの世界無形文化遺産登録に向けた資料作りのため山鉾の重量計測が行われました。
山鉾巡航の途中河原町御池下るで、厚み25ミリほどの計量器4基の上に鉾や山を載せて重量を測ります。
現地で計量器の設置をして測るので、設置した時にその計量器が正しいかどうか調べなくてはいけません。その時に現地で500㎏の精密分銅4個を各計量器に載せて更正することが必要になりました。
私の会社では、その分銅を事前に預かっておき、当日現地に積んでいって、各計量器に載せ更正確認後すばやく積み帰りその分銅を返却するという役を担当させてもらいました。
私自身が、鉾町の有る学区の小学校に通っていたので、子供の頃から慣れ親しんだ祇園祭に少しでも貢献できるのであればと喜んでお手伝いさせてもらいました。

預かった精密分銅

出発準備をした当社のユニック車

河原町通りにて待機中
交通規制の始まる時間まで、河原町通りで待機です。

作業準備 スタンバイです。
現地ではこれから計量器やテントなどの設置で、鉾が到着するまでに設営を完了しなければならないので、おおわらわです。

これが厚み25ミリの計量器です。
とても特殊な装置だそうです。

急いで接続作業をしています。

先頭の長刀鉾がどんどん近づいてきます。

この4台の計量器に分銅をそれぞれ載せていき更正をしていきました。
何かするたびにテレビ局のカメラが動き回るのでとっても緊張します。

撤収
さっさと現地を後にします。

御池通は、山鉾巡航を待ちわびる人たちでいっぱいです。
肝心の計量シーンは見ることは出来ませんでしたが
わたしの私の仕事は終わりました。